英語の特徴: 名詞が動詞化されがち
以前、グローバル企業で働く同僚から「ネイテイブ社員の話を聞いていると色々な単語が動詞として使われていて、調べてみても、辞書に載ってないことがあるんですけれど・・・」と言われました。
実は、元は名詞だった単語が動詞としても使われるようになるのは英語の特徴の一つです。ブランド名などの固有名詞ですら、動詞として使われるようになります。例えば・・・
Please Fedex this. (宅急便で出しておいてください)
Please Google it. (ネットで調べておいてください)
Please Xerox this. (コピーを取っておいてください)
このように、その企業名・サービス名ですら動詞化してしまうのです。常々新しいサービスなどが生まれているので、辞書に載っていない単語の用法があるのは当たり前ですね。
辞書にしっかりと動詞の意味も載っている名詞ももちろんたくさんあります。
Please mail this. (これを郵便で出しておいてください)
Please email me. (Emailしてください。)
Please highlight this. (これをハイライトしておいてください)
Please package this. (これを箱詰めしておいてください)
Please fax this. (ファックスを出しておいてください)
Please tape my finger. (指をテーピングしてください)
Please record this. (情報を書き留めておいてください)
ご自身が携わっている企業やサービスが英語で動詞化されるくらい世界中に知れ渡ったら嬉しいですね。名詞の動詞化にぜひ注目してみてください。